ナスには栄養がないって本当？生産者の答えに『納得』『そういうことだったのか』の声

ナスは食べると健康にいい成分が含まれている野菜です。

いわゆる「ナスには栄養がない」という話は、ちょっと勘違いがあるかもしれません。

実際、高知県から首都圏に供給されているナスの製造業者である株式会社カネエイに聞いてみました。

カネエイは高知県でナスの生産に力を入れている会社です。

茄子にはちゃんと栄養がある！

ナスの栄養についての見解を聞いてみると、ナスはカロリーが低く水分が多いため、エネルギー源としての栄養価はあまり高くないかもしれませんが、健康に役立つ成分がたくさん含まれているのです。
 

例えば、ナスにはポリフェノールの一種であるナスニンという抗酸化物質が豊富に含まれています。

このナスニンは特に皮の部分に多く含まれており、細胞の酸化を防いでくれる効果があります。

そのため、老化の予防や生活習慣病の予防に効果が期待できるのです。

そして、カネエイからはさらに次のようなアドバイスがありました。

ナスには食物繊維も含まれているので、腸内環境の改善や便秘解消にも役立ちます。

つまり、「ナスには栄養がない」というのは正確ではなく、低カロリーでありながらも健康にいい成分をたくさん含んでいるすっきりとした野菜と考えられます。

こうした説明を受けると、「ナスには栄養がない」という言葉は単にカロリーが低いだけで、栄養価がないというわけではないのかもしれませんね。

最後に、カネエイからは「生産者たちが一生懸命作ったナスをたくさん食べてほしい」というメッセージも寄せられました。

ですので、これまでナスについて「栄養がないから食べなくてもいいかな」と思っていた人も、この記事を参考にして一度ナスを試してみることをおすすめします。